笹尾氏:日本人として初めてNordic Surfers Magに掲載

笹尾氏:日本人として初めてNordic Surfers Magに掲載

Mon, 30 July, 2018

当サイトのGALLERYでも掲載している、EURO SURF STYLEのクルーである笹尾和義氏が欧州最高峰のサーフジャーナルマガジン、「Nordic Surfers Mag /ノルディックサーファーズマガジン」にて日本人写真家として誌面初掲載となりました。日本特集として14ページ掲載されています。

■Nordic Surfers Mag /ノルディックサーファーズマガジン
http://www.nordicsurfersmag.se/news/norway

極寒の場所でサーフィンやバックカントリーを撮影し映し出す物語。
極寒地で人間として自然と向かい合い葛藤や極限の状況で人間の本質を突き詰める事、サーフィンやバックカントリーとはなんだろうと考えさせられるマガジン。

ノルディックサーファーズマガジン
 
今回の掲載にあたって、写真家 笹尾和義氏に掲載の経緯を語ってもらいました。

 


 
ノルディックサーファーズマガジンとの出会い – 笹尾和義

3年前、今思えばジャンボ氏との10カ国のロードトリップは過酷を極め13000キロの壮絶で人生のターニングポイントを経験でき、その事が心の富を蓄える旅になった。何故なら数え切れない異国の家族や友人、志の高い仲間達が私の胸に今も焼きつき残っている。いつもの日本の仲間とのサーフトリップとは違い全てが未知の場所であり、頼れるのはジャンボ氏と自分と経験のみ。すべて行き先のあてもない自由であり自己責任のある旅。その中での出来事は言葉につくせぬ感謝と敬意である。各国で友人や家族が私たちを受け入れてくれた事、ヨーロッパの文化を日本に伝えて欲しいと言う熱意と私たちの行動に共感し尽力してくれている志。昔ヨーロッパ各国の人々が黄金の国ジパングを目指して海にくりだし自国の文化を伝え貿易を行う大航海時代の話やマルコポーロの話をしてくれた。旅人として2人が航海をしているようでヨーロッパ文化を日本に伝える事に尽力していると。言葉の壁は必要なしと感じた。それはスピリットつまり志の高い武士道に似た騎士道の精神が存在した。

そのロードトリップで各国のサーフフェスティバルに参加し、合同写真展に参加した。様々なアート芸術が表現された作品は美しき美を探求する写真家やアーティストが沢山居て、それぞれの個性を讃え賞賛し認め合う素晴らしい絆があった。特にスペインバルセロナで行われたサーフシティフェスティバルは世界100名の写真家やフォトグラファーが参加を熱望している中でインビテーションをもらい作品を展示できた事、とても光栄でした。その中で、写真家やフォトグラファーやジャーナリストが皆、口を揃えて話をしていた雑誌それがノルディックサーファーズマガジンだった。

サーファーズジャーナルはアメリカで歴史あるマガジンで私もよく日本で読んでいて憧れの雑誌で知っていた。とても興味深い内容が掲載されている。

ノルディックサーファーズマガジン?
それがヨーロッパの写真家やフォトグラファーやジャーナリストが作品を掲載される事に誇りを持ち、最高峰の名誉ある雑誌だと初めて知った。欧州のナショナルジオグラフィック写真家もそこを目指していたと。日本のサーフ業界も一部しか知らない雑誌。

帰国後、友人を介してノルディックサーファーズマガジンを取り寄せ雑誌の内容を確認した。衝撃の内容だった、寒冷地の極寒のアイスランドやノルウェー、フィンランドで撮影を行い写真家やプレーヤーの心理状態が極限でありそれを作品として残し雑誌に掲載する。全員の顔はまさに鬼気迫る形相の中に笑顔があり、人生を全てそこにかけてきた男の美しさがそこにはある。家族、恋人、子供、仕事、全てのバックボーンが見えた気がした。そこの場所に行くまでどれほどの犠牲や努力をしたきたのか?真実のみを伝えサーフィンの本質を垣間見えた記憶が私にはある。同じように私も日本の寒冷地で撮影をしてきたが異次元の状況であるとすぐに推測できた。その雑誌に作品を残す事を胸に秘め、私の心に深く深く投げかけてきた印象が強い。

ある日、旅先で知り合った欧州パタゴニアに在籍するオランダ写真家の友人が、欧州イギリス発行サーフジャーナルマガジン BACK WASH マガジンの撮影を日本で撮影したいと、3、11の真実と日本のサーフカルチャーを撮影したいと話があった。その日本プロジェクトにイギリス人写真家の友人が来日するからアテンドして欲しいと連絡があった。 彼は欧州パタゴニア写真家でポルトガルのナザレーを水中から撮影をする写真家で、ジャーナル気質で物静かな奴だっ た。彼と撮影を通して様々な事を共有した、環境問題、文化、家族、宗教、仕事、人として真面目な彼を私は好きであ り尊敬もしている。日本の山や海のサーフィンやバックカントリーの事を深く聞いてきた事や3.11の地震の事を深 く悲しんでいた。イギリス人は勤勉だと聞いていたのでその通りだった、日本の文化も快く受け入れ地元愛知の八丁味噌を好んで食していた。そのプロプロジェクトが終了し帰国する際にまた日本に戻ると言い残し再会を胸に別れた。

それから1年経過し、自分自身も撮影に没頭し多忙を極めているときにイギリスの写真家から1通のメールが入った。SASAO元気か?今オランダ、イギリス、ベルギー、ノルウェー、フィンランドの写真家達とノルウェーにいる。波は最高だ今お前とジャンボの話をみんなでしていたところだと。今、ノルディックサーファーズマガジンの編集長と居て今回1 0周年記念号にお前の作品を掲載したいからメール読んでくれと、、、お前の人柄は本当にクレイジーでファニーな奴だが、ヨーロッパにおけるおまえの作品の評価はものすごく高い。だからよく写真家達から話がよく出ると、、素直に嬉しかった。また日本に行くからセッションしようと。

これがノルディックサーファーズマガジンとの出会い、掲載の経緯になります。


 

今後の写真家 笹尾和義氏の活動にご期待ください。

 
欧州のサーフマガジン