Laid-back vol4 On the way to Euro surf trip

Laid-back vol4 On the way to Euro surf trip

 

良い波に乗って、熱いシャワーを浴びる。温かさを取り戻した身体に、冷えた白ワインと新鮮なオイスター、若しくはウイスキーの聖地Islayでそうするように、BOWMORE & Oysterも悪くない。「ビールとホットドッグ(もしくはハンバーガー)以外はサーフィンに合わない」と考えているなら、それはとても残念な事だ。波の乗り方に様々なスタイルがあるように、サーフィンには無限の掛け算が成立する。僕はサーフミュージックやロックの代わりにThe Five Corners QuintetのJazzを聴きながら海に行くし、サーフィン後の朝食はアサイーボウルより固めのバゲットと生ハムを好む。

 

サーフィンの技術についてはあまり大きな顔はできないが、何よりもサーフィンが好きだし、初めてのポイントで波を待っている時は本当にワクワクする。そう、素敵な女性(もちろん男性でも構わない)との初デートに向かう夕暮れのような気持ちだ。

だからこそ僕はヨーロッパのサーフスタイルに魅力を感じたのかもしれない。自分達の生活スタイルをサーフィンに合わせるのではなく、生活の中にサーフィンそのものやそのエッセンスを取り込んでいく、というやり方に。確かにヨーロッパはサーフィンにおいては発展途上にある。何故ならハワイやオーストラリアと違い、寒くて厳しい冬があるからだ。だからこそ彼らは、独自のサーフカルチャーを無意識に創造し始めた。まるで冷たい海を自由気ままに泳ぐアザラシのように。そういった意味では日本も同じ環境にあるのかもしれない。毎日の生活スタイルのなかで、厳しい秋冬のサーフィン、若しくはサーフカルチャーを愉しむためにどうすればいいのか。僕らにも常に工夫が必要だ。

 

ローカルもビジターも、ベテランもビギナーも、今よりも少し寛容に、少し視野を拡げてサーフカルチャーを楽しもう。食べるもの、飲むもの、見るもの、聴くもの、そして着るもの…色々な波をたくさんの色で染めていこう。サーファーはみんな、固定観念に縛られずに自由であるべきだし、そして何よりも僕達は理性的でスマートに生きる事を望んでいるのだから。

”EURO SURF STYLE”それは、寛容と洗練を掲げる新たなサーフカルチャー。ワインとウイスキー?SAKEも悪くない。イタリアン、フレンチ、ジャズ、シャンソン?全部良いんじゃないかな。だったら着るものも少しモダンにモードにしょうか。
そう、大切なのはたった一つ。今の人生を思いっきり楽しむ事。できる限りスマートにね。

 

Written by Tsuyoshi Tahara
Thu, 30 November, 2017