Laid-back vol2 ロンドンという街

Laid-back vol2 ロンドンという街

 

25年ぶりのロンドンは久しぶりにも関わらず、いつもと変わらぬ表情で僕を迎えてくれた。不機嫌そうで皮肉めいていて、それでいて紳士的。まるでこの街が生んだ名優デヴィッド・スーシェのように。

そんなロンドンに少し安心し、そして少しの不満を抱えつつショーディッチにあるエースホテルにチェックイン。「♯323」の部屋は適度にスノッブで広さもちょうどいい。”適度”がどのレベルを指すのかを語り始めると、別れた彼氏の話を女優さながらに語る女の子よりもずいぶん長くなりそうなので、今はやめておく。つまりは僕にとって”適度”であれば良いのだ。

その適度な室内には、デニムをあしらったベッドカバーや、オリジナルトートバック。さらには弾くことができるギターなどが、絶妙なバランスで配置されている。全体的にはユーロスタイルというより、やはりポートランド的センスを感じる空間だ。余白の使い方を教えて貰わないといけない。

 

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そして何より、(これは僕にとってかなり重要な事だが)ルームバーをチェック。あった、ウイスキーが艶やかにならんでいる。シングルモルトはアードベッグとグレンモーレンジ、ブレンデッドのバランタイン、デュワーズ。アイリッシュのブッシュミルズ・・女王陛下万歳!

さて、今日はこれからどうしようか?ショーディッチの街を散策するか、旅の疲れをアードベッグで流し込むか。まあ、慌てることはない。今の季節は夜の10時頃まで明るいのだ。久しぶりのロンドン、ゆっくりと楽しもうではないか。

 

 

Written by Tsuyoshi Tahara
Thu, 03 August, 2017