Keep Paddling vol.1 続ける、ということ。

Keep Paddling vol.1 続ける、ということ。

 

EURO SURF STYLEをスタートして、約半年。

スタッフコラムを書くにあたり、何がしたくて、何を目指して、なぜこの仕事を始めたのか。

それを再確認するために、別の仕事で訪れた京都にて、
わずかばかり仕事を抜け出して、建仁寺と東福寺にやってきた。
1202年建立で京都最古の禅寺と、1255年建立の近代禅宗庭園に触れたくて。
枯山水の庭園をボーッと眺めながら、ふと考える。

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何だか、波待ちしてる時の気分に似ている。
仕事や過多な情報を忘れ、頭がクリアにシンプルになるあの瞬間だ。

頭の中が、そぎ落とされて、
今日自分に課した問題の答えがぼんやり見えてきた。

サーフも京都も禅宗も、
自然、そして人間を尊重している。

だから、続いているのだと。

続けることで普遍的なものになる。
続けられることは本質的なものである証拠。
続いていくものは、至ってシンプルなものが多い。

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オンライン、AI、ロボットに代表される
複雑化していく社会。

哲学、自然、宗教に代表される
簡素化を求める社会。
変わらないもの変わるもの、どちらも大切。
そうやって先人たちが、楽しみながらも、時に悩み、もがき、積み重ねてきたものが文化。

歴史ある欧州には、日本同様、文化的エッセンスが凝縮されている。
だから、僕たちは欧州のサーフファッションにも惹かれたのだ。

デザインだけでなく、その背景にある信念やストーリー、考え方。とても深い。

そこが西海岸やオーストラリアのブランドと違う1番の魅力だ。
どちらが善い悪いではなく、違う魅力がある。

知らなかったものを発見した時の興奮、喜び。
すなわち好奇心。それらをくすぐるブランドが欧州にはまだまだたくさんある。

そんなブランドを微力ながら、
これからも日本に届けていきたい。

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波がある時も、ない時も。

愛すべき仲間、大切な家族と
楽しく豊かな時間を少しでも多く重ねていくために。
続けていくこと。それが大事。
そう信じ、願って。
Keep Paddling.

 

Written by Syunsuke Kimura
Thu, 13 July, 2017